昨日から離仕事で鹿児島。宿は桜島の目の前。起床、6時。

桜島見ながら朝風呂浸かるかぁー♨️、と、起きてスマホを開き、今日のニュースを見る。

【阪神大震災から、29年】の文字。

…..なんてことだろう。

全くもって完全に忘れてた。ほんまに。
1.17。
5時46分。
あんなにも苦しんだ、この日この時間なのに。

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ここ数年、薄れてきてるなぁ、とは思ってた。
けど今日はほんまに忘れてた。

年明け早々の能登の地震。
そのニュースが流れ、被害状況が分かってきても、あのときもほんま寒かったなぁ、雪降ってたし、くらいだった。

今日を忘れてたことに、ほんとにびっくり。
忘れてたってことにびっくりしてすっかり目が覚めたよ。。

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【忘れない】と反復することは、教訓を防災や、自分の前向きな人生に生かすためには必要なことがある。

その反面、どうやったって取り戻せない過去をわざわざ何度も再生して自分で自分を苦しめることにもなる。またよくないことに、人の記憶の再生力は、正確ではない。

【忘れられない】のは、仕方ない。特効薬は無い。

でも

忘れそうなことに対しても、”忘れない”と縛ってしまうと、進めなくなる。

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忘れられなかったのは、10年くらい。
その後は、徐々に薄れていく記憶。

横浜に来てから、記憶はさらに加速して薄れた。その場にいないしね。現場を離れるのは、忘れるためには必要なことなのかも。

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あの時の教訓として、駅や街中でも吊り看板や、大きな地震があったらものが落ちてきそうな下には絶対立たないし、倒れるような家具は寝床には置いてないし、ヘルメット、備蓄、そもそもの住む場所の選択、日常の中に染み込んだ教訓は、山のようにあって数えきれない。

けども。
29年経つと、あんなきつかったことでもその日を忘れられるんやな、と言うお話。

風呂入ってこ。

美しい桜島。最近はあんまり噴火はないらしい

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