何も起こらないこと

再掲。本日8/8の赤坂ノベンバー11thでのFlamenco-Jazz-Funk Trioのライブは台風13号の接近とそれに伴う交通機関の運休等の影響を鑑み、とても残念ではありますが、中止とさせていただきました。

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昨日夕方の時点での中止決定は判断早すぎかなぁとも思いましたが、何かあってからでは遅いというよりも、今年5月の末に偶然ちょっとした人命救助をして、危機管理ということについて改めて思うことがあったので。

先に結論。

危機管理して、危機が無事管理されると

“何も起こらない”のです。

当たり前なんですけども。

平穏無事は、危機が管理されたから保たれる。

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その5月の、とある出来事。

香雪と近所をお散歩中。踏切で電車の通過待ちをしたあと、踏切が開いて向こうから自転車3台で渡ってきた母子連れ。お母さん→お姉ちゃんの順で渡ってきて踏切真ん中に差し掛かったあたり、私の目の前で一番後ろから少し遅れてきてた妹ちゃんがガチャン!

線路の溝に自転車のタイヤがぴったりハマって自転車ごと転んでしまい、そこへ踏切の警報がかーんかーんかーん…!

妹ちゃんは呆然としてこけたまま、自転車は溝にハマったまま。お母さんとお姉ちゃんは踏切渡ってしまっててまだ気づいてない様子。香雪のリードをちょうど最短に持っていたので香雪にも気をつけながらそのまま自転車を引っ張りあげて、危ないから早く渡ろ、と妹ちゃんを促したところでお母さん気付くも自転車にまだまたがったままであわわわ。

香雪と自転車を引っ張って、妹ちゃんを先に行かせて、遮断機がだいぶ降りてきてるのをくぐって(というか当時は遮断機降り始めて間もないと思ってたけど、後日同じ場所を通って警笛鳴って渡るたびに実はあの時相当遮断機降りてたんだと判明)、自転車、妹ちゃん共に無事脱出。

お母さんあわてて、ごめんなさいごめんなさい!せっかく渡れたのにすみません、ってそんなんどうでもいいし笑 よかったよかった

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妹ちゃんの呆然とした顔が今もまだ頭に残ってる。で助けたあとも、何か不思議な感覚が残ってた。

そのことをFacebookで当時書いたところ

人命救助だけでなく、自転車まで退けたのが素晴らしい

妹ちゃんの命の恩人ですよ!

などのコメントが付いて、残ってた不思議な感覚は、人命救助(えらい大層な…)して無事に終わったんだ、なんなら電車も止めずに終わったんだということと、人命を救助すると結果的になーーんにも起こらずただの日常に戻るんだ、っていう、不思議な”手応えの無さ”

人命救助に手応えがあっては困る。変な話ちょっと怪我しただけで済んだりすると、手応えがあるんだろう。

でも、踏切を無事に抜け、電車も止まらず、誰も怪我せず、そのまま日常に戻る。

危機管理ってこういうことなのか、と。安心安全は危機管理された結果であって、危機管理されているから、何事も起こらない。

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結果的に台風が逸れたり、来るのが遅くなったり或いは早く抜けたりして、ライブは普通に出来たかもしれない。

でも、相当台風が近づく、しかも太平洋渡ってきた大きなヤツがほんとに直撃すると、相当な被害も予想されます。そうでなくても交通機関に影響がかなり予想されるなら、冷静に考えて中止が懸命、という判断は、お店の方もそう言って下さった。

ライブはまたできるし、前日の夜や当日朝になってもまだやきもきするよりすっきり中止にした方が、お客様もお店も演者も予定立てやすいし。

そんなわけで、本日、台風が直撃しないのが一番いいのですが、直撃に備えてどうぞ一日お気をつけてお過ごしくださいませ。

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