クラシックとオリジナル
月の光、別れの曲とクラシックピアノを練習していて最近思うこと。
このどちらもすごく”オリジナル”っていう雰囲気を感じる。
自分も曲を書く人間だからなのかもしれないけど。
一曲の中でも、「ここは絶対にこの音でこのタイは守ってこの強さでこのテンポで弾いて欲しい」って思って書いてるんやろなって箇所と
「ここはまぁこんな感じのアルペジオやったらこれで無くてもええねんけど、譜面に書くとしたらこれかな」みたいなアバウトさを感じる箇所があるように感じる。
テーマとバックテーマで、一音違うけど、ちょっと違えばいい、くらいの感じなのかなぁ、とか。
もちろん本人に聞かないと分からないからただの憶測でしかないし、本人にもし聞けたら、何言ってんの絶対これで弾いてほしいに決まってるから書いてるんでしょと一蹴されるかもしれないが。
ベートーベンとかバッハとかの曲の、百科事典的な様式美とは違う、なんというか、自由度というか。面白い。
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昔は、決まった譜面を弾くなんてつまらない、と思ってた。
浅はかだったなぁ。