失敗しないことよりも

今日は朝から箱根駅伝復路、スタート🎽から最後の選手がゴールするまでiPad画面を時には掴みながら観戦📺

柏原さん以来の東洋大学推しなので東洋推し歴もう17年?とかなのか。

今年は往路で19位に沈んだりして、選手の映らない画面に向かって、とうよおおおおおー!がんばってええええ😭と叫び、復路ではシード権争いが大手町ゴールぎりぎりまで競るという大激戦となりまた叫び、ずうっと手に汗握りまくりだったがそれがまた楽し✨

推しがシード権取ったのはよかったけど、第二推しの順天堂大は7秒差でシードを落とし、東洋のスローガンでもある【その1秒を削り出】すことがどれほど大変なことかと、それまでの彼らの努力に、これからの彼らの努力に、敬意で頭が地面に埋まりそうだ。

+

スポーツはタイム、点数、と勝ち負けが明白で、ベストを尽くしても力が足りなければ負ける。

音楽はどうだろう。

+

失敗したら、すぐにそれを取り返したくなるのが人の常。

やり直したり、必死でその後練習したり、焦って悩んでドツボにはまったり。

けど、たとえその失敗を完璧にやり直したところで、マイナスだった結果がゼロに戻るだけで、何もプラスにはならない。

+

今ピアノのレッスンで取り組んでいるショパンの英雄ポロネーズのお手本として、大好きなクラシックピアニストのユリアンナ・アヴデーエワさんがショパンコンクールで優勝した時の演奏を良く聞いている。

これの2分52秒のところで、派手にミストーンするのだけど、そこで全く音楽は止まることなく、何ならむしろそのミスの後勢いを増し、燦然と輝く英雄の行進のごとく最後まで綺羅星のごとく駆け抜けていく。

そりゃショパコン優勝するよな、と納得の音楽。

その後もオクターブをミスったりするけど、聞いてて全然気にならないどころか、なんならそのミスのところに来て、ここでミスるんだよねぇ、っていうのが聞きたかったりする。

+

レコーディングで修正がきくようになって、昔のレコードみたいに間違ってたり雑音が入ってたりする録音というのはほとんどない。

もちろん失敗しないにこしたことはないだろう。

ただ、ミスだったり失敗だったり、うまくいかないことだったり、そういうところにその人やその人の背景を見る。それが、人間味、というもの。

+

失敗しないことよりも

失敗をどのように糧にするか。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

一年の計は